日本ケミコン株式会社日本ケミコン株式会社

FOREIGN
NATIONAL WORKER
日本国内ばかりではなく、世界中で
使われている日本ケミコンのコンデンサ。
世界ナンバーワンシェアを支えているのは、
多くの外国籍社員です。

FOREIGN
NATIONAL WORKER

日本国内ばかりではなく、世界中で
使われている日本ケミコンのコンデンサ。
世界ナンバーワンシェアを支えているのは、
多くの外国籍社員です。

日本ケミコンでは、さまざまな部署で、さまざまな国から来た外国籍社員が活躍しています。
外国籍社員を代表して、インドネシア、マレーシア、そしてタイから来た3名に、
日本に来た理由、日本ケミコンの魅力や雰囲気、また将来の夢や目標について
それぞれが思うことを素直に語り合ってもらいました。

開発設計部門 ムハンマド
レストゥ ズルヒザ
2015年入社 数理物質科学専攻

インドネシアの高校を卒業後、奨学金を得て日本の高専に入学。その後大学に編入し電子工学を学ぶ。日本に来て驚いたことは、自動販売機の多さだと笑う。インドネシアにはほとんどないとのことだ。言葉や文化の違いに対しては、「思いやりを持つことが大切」と語る。

開発設計部門 ムハッマド
ファジル ビン ミスリ
2014年入社 電気電気情報工学科

マレーシアの高校を卒業後、自国の海外留学プログラムに参加。試験合格を経て日本の高専に入学。その後、大学に編入。専攻は電気・電子。学生時代、衣料量販店でアルバイトの経験もある。その際、日本での接客を通じて、お客様に満足してもらう喜びを知ったという。

開発設計部門 スィリテープ
ワリヤー
2014年入社 工業化学専攻

タイの高校卒業後、語学学校で日本語を学ぶ。来日後は、大学、大学院で応用化学を専攻。外国から来た者にとって言葉の壁は大きいものの、わからない言葉があればまず自分で調べる。そして、それでもわからないことは臆せず聞くという姿勢を大切にしているという。

世界から認められている
日本の技術力の高さに憧れを感じた。
日本ケミコンに決めたのは、
コンデンサ分野で世界トップシェアであること。

Q.日本にいらしたのはどのようなきっかけがあったのでしょうか。


レストゥ

私は小さい頃から日本のアニメーションが大好きで、いつかは日本に行って直接キャラクターに会ってみたいという夢を持っていました。

ファジル

私がマレーシアから来たきっかけも子供の頃からアニメーションやドラマ、音楽やゲームを通じて日本文化に興味を持っていたことです。

ワリヤー

私はお二人と違っていて、世界中のどこででも活躍できるエンジニアになりたかったのです。留学先はさまざまな国を考えましたが、最終的には、同じアジア圏の方が文化的にも馴染みやすいこと、そして世界的にものづくりの技術が高いと評価されていることを理由に日本への留学を決断しました。



Q.日本ケミコンへの入社のきっかけを教えてください。


レストゥ

私は、日本の高専に留学し、その後、大学に編入して大学院に進みました。学生時代は大学院を修了したら、母国に帰ろうと思っていました。インドネシアの技術発展に貢献したいと思っていたのです。しかしそれでは日本とのつながりが薄くなってしまう…。それで私は一度日本で働く経験をしてから、インドネシアと日本の架け橋になりたいと考えました。就職の選択肢はいくつもありましたが、その中でインドネシアに拠点がある会社に絞って就職活動をしました。中でも日本ケミコンに興味を持ったのは、私の専攻分野に近い製品であるコンデンサのシェアが世界ナンバーワンであることですね。このことはとても魅力的でした。

ファジル

私は、日本に来て最初は高専で学び、その後大学に編入し電気・電子を学びました。でも、もともと日本での就職はあまり積極的に考えていなかったのです。そのことを大学の先生に相談したところ、日本での就職をサポートしてくれたことが、日本ケミコンに就職を決める大きなきっかけとなりました。マレーシアに工場があること、コンデンサメーカーとして高い評価を得ていることに大きな魅力を感じました。

ワリヤー

私は、大学・大学院では化学を専攻していました。就職活動では、化学メーカーも受けましたが、皆さんと同じでコンデンサ分野での世界トップシェアに魅力を感じたことが決め手になりましたね。また、専攻は化学でしたが、入社したら化学に加えて電気・電子についても学ぶことができると思ったことも理由の一つです。そして何よりも、世界ナンバーワンの会社で働くことにワクワクしたことを覚えています。

多くの人とコミュニケーションを図ることで、
大きな仕事を成し遂げる喜びがある。

Q.現在の仕事内容とやりがいはどのようなものですか。


ファジル

私は現在、大形のアルミ電解コンデンサの設計を担当しています。私たちの仕事の大きな特徴は設計したら終わりではなく、お客様のニーズに応じて大形コンデンサの設計を行い、最終的には製品化したアイテムを量産化して納入するところまでサポートしていることです。その分、自分が担当した設計が量産化できるのかどうか、お客様が求める納期に間に合うのかどうかなど、社内の多くの部門との調整業務も必要になってきます。自分の技術だけではなく、営業担当や工場の人たちなど、多くの人とのコミュニケーションを通じて製品を作りあげることが、私にとっての大きな手応えになっています。

レストゥ

私が現在担当している製品は、同じく大形品のアルミ電解コンデンサですが、その中でも基板自立形と呼ばれるものです。基板自立形製品はお客様のニーズに合わせてさまざまに分類されますが、私は超高圧品を担当しています。具体的には、営業担当から寄せられるお客様ニーズを受けて仕様検討を行ったり、新製品をカタログ化するために製品の信頼性試験を行っています。自分が担当した製品が日本ケミコンのカタログに加えられることは、エンジニアとして大きな喜びの一つです。入社以来いくつもの製品で、カタログ化を経験しましたが、それは自分が中心になって動いたというよりも、もちろん先輩や多くの人の力を借りて実現できたことです。

ワリヤー

私は、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサの開発設計を担当しています。他の二人は大形のコンデンサを担当していますが、私は逆に小形コンデンサの研究に携わっています。開発の仕事をしていて嬉しいことは、自分がやりたいと思うテーマをバックアップしてくれることです。これは開発設計部門の特徴かもしれませんが、自分から「こういう開発にチャレンジしてみたい」と将来性について上司を説得できれば、多くの場合、ゴーサインが出ます。もちろん、自分から言い出したわけですから責任も伴いますし、結果を出さなければいけないというプレッシャーもありますけどね。いつかはまだ世の中にないコンデンサを作り出したいという強い思いを持っています。

誰に対しても等しく「社員の成長を育む」文化がある。
このリベラルさは、日本ケミコンの魅力の一つ。

Q.外国籍社員として感じる日本ケミコンの良い点はなんですか。


ワリヤー

日本ケミコンは、日本人、外国人に限らず社員を育てる文化があることが魅力だと感じています。新人時代は先輩がOJTでついてくれて、なんでも相談に乗ってもらえたことが心強かったですね。

ファジル

そうですね。外国から来た人間にとって、どんな会社に就職しても言葉や文化の違いに戸惑うと思います。でも、私が頑張ることができたのは、日本ケミコンでは、誰の発言であっても、「良い物は良い」というリベラルな風土があるということ。そして先輩や後輩、同僚の誰もが私たちに対してフレンドリーであることが重要なポイントになっていると感じています。入社当初は不明点が多かったものの、いつしか自分が外国から来たというストレスは、ほとんど感じなくなりました。

ワリヤー

育てる文化と言うことで言えば、最近では外部の講習会に参加する機会も増えてきました。これは自分が見つけたセミナーに参加することもあれば、上司から勧められる場合もあります。私は可能な限り、こうしたセミナーには参加したいと考えています。また、そこで得た知識をグループ内で共有することも大切なことだと考えています。

レストゥ

二人の視点とは変わりますが、私が感じる日本ケミコンの素晴らしいところは、製品だけではなく、製品を作りだす生産技術も独自開発していることです。また、お客様を大切にしている会社だけに、納期や品質コントロールにも徹底的に厳しいことも特徴ですね。こうしたことは、いずれインドネシアに帰国しても、活かしていきたいことの一つです。

入社以来培ってきた知識や日本で働いた経験をもとに、
いつかは母国の発展に尽くしたい。

Q.では、最後に今後の目標や挑戦したいことについて教えてください。


レストゥ

私は、いつかはインドネシア現地法人に異動したいと考えています。このことは上司を始め多くの人に理解してもらっていることです。しかし、今すぐということではなく、日本でしっかりと経験を積んだ上で、「自分はインドネシアの発展に役立つことができる」と確信が持てたら決断しようと思っています。そのためには、技術だけではなくマネジメントなど、さまざまなことを日本で学びたい。そしてインドネシアの中学生や高校生に、コンデンサや技術の魅力を紹介することで、自国の若い人たちのモチベーションを高めることができる存在になりたいですね。

ファジル

私もいずれはマレーシアの現地法人に行きたいと思っています。しかしそのためには、もっと「人の役に立つ存在」になることが大切だと感じています。当面の目標は、設計担当としてお客様に喜んでもらえる製品を生み出すことですが、帰国するまでには、もっといろいろな業務も経験してみたい。最終的にはマレーシアに戻りたいのですが、その前にはアメリカなど、日本以外の国でも働いてみたいと思っています。さまざまな業務や環境を経験した後、私もマレーシアの国の発展に貢献したいです。

ワリヤー

私の母国タイには、日本ケミコンの工場はありません。営業拠点だけです。だから、いずれタイに戻るとするなら技術営業ということになります。現在の仕事も多くの人のニーズに応える側面はありますから、技術営業という選択肢は私の中にはあります。もちろんそのためには、まだまだ勉強が必要になりますけど。しかし母国に帰国する前には、日本以外の国での業務も経験したいと思っています。さまざまな国での経験をもとにタイに帰国したいと思っています。二人と同じように、私もタイの技術発展に貢献できる存在になりたいと思っています。それが目標です。