INTERVIEW#05.
社員インタビュー

ものづくりの核心に、問いと仮説を
I.S.
品質保証部門
2023年入社/理工学部理工学専攻修了
品質保証部門
2023年入社/理工学部理工学専攻修了
CAREER
2023年4月
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現在
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現在
品質保証部門
新製品や生産移管品の認定業務、国内外から寄せられるクレーム調査支援を通じて、製品品質の維持・向上を担う
Story01. 入社動機
ものづくりの根幹を支える技術者として挑戦する
幼少の頃からものづくりに関心があり、生活を豊かにする製品づくりに関わりたいと考えていました。大学院では加速器研究機構での測定を通じ、設備制約下で緻密な準備と論理的な問題解決の重要性を体感。こうした経験が、製造現場の品質やプロセス改善にも通じると気づきました。だからこそ、社会インフラを支える電子機器に不可欠なアルミ電解コンデンサ、そのトップ企業である日本ケミコンの一貫開発体制と技術力に強く惹かれ、探究心を活かして未来を支えるものづくりに挑戦したいと入社を決意しました。

Story02. 現在の仕事
データと仮説で不具合の本質を追い詰める
現在は新製品や生産移管品の認定業務、国内外のクレーム調査支援を担当しています。特に印象に残っているのは、欧州車載向け製品の異物付着抑制プロジェクト。異物の材質分析から発生要因の仮説立案、製造工程の細部にわたる調査、効果検証まで、研究で培った分析力と論理的思考をフルに活用しました。製品のわずかな異常にも「なぜ起きたのか」を深く掘り下げるこの仕事は、知的好奇心を刺激される毎日です。研究と同様、仮説と検証の積み重ねが品質向上へと直結しています。

Story03. これからの目標
AI時代の品質保証を科学し、進化を支える
AIの活用が進み、電子部品の高度化が加速する中、品質保証にも新たな知見とアプローチが求められています。私は今後さらにデータ分析力や推論力を磨き、AIを活かした品質保証の新たな手法を築きたいと考えています。大学院時代の研究活動で培った事前準備力やリスク管理力は、現場でも有効な武器。多様な技術者と協働しながら、品質保証の未来像を自ら考え、築き上げる存在になることが目標です。
探究心を原動力に、より良いものづくりを支えていきます。
探究心を原動力に、より良いものづくりを支えていきます。

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